研究成果・技術情報

第35回日本道路会議「奨励賞」受賞

受   賞   名: 第35回日本道路会議「奨励賞」受賞
論文題目 : SfM/MVS 技術のモデル生成品質が道路橋支承部の震後応急調査結果に及ぼす影響
受   賞   者: 橋梁構造研究グループ 交流研究員 吉谷 薫

受賞日:令和5年11月1日

贈賞組織名:公益社団法人日本道路協会

賞の概要:

同賞は,第35回日本道路会議に投稿された論文・事例報告のうち,若手研究者・技術者から今後の取り組みの発展が期待できる内容と認められたものに授与されるものである.

研究成果の概要:

地震発生後は道路ネットワークの速やかな復旧に向けて,道路橋の被害を正確かつ効率的に把握し,橋の構造安全性や使用性について診断する必要がある.点検支援技術を活用することで,震後点検の更なる効率化・高度化が期待されるが,それらに求められる要件が体系的に整理されているとは言い難く,点検支援技術導入にあたっての課題となっている.本研究では,震後点検で求められる技術の品質の特性を把握するために、SfM技術を題材に、道路橋支承部の応急調査を対象に、生成されたモデルの品質が診断結果に及ぼす影響を考察した。

第35回日本道路会議「奨励賞」受賞