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1.実験河川にはどんな水生昆虫が棲んでいるのかな?川底はどうなっているのかな?詳しく調べるために研究棟に持ち帰りました。 |
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2.水質調査のために、実験河川の水を採取しています。きれいに見える水だけど、汚れはあるのかな? |
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3.パックテストで水質を調査します色の変化から、水質を知ることができ、簡単に調べることができます。 |
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4.マイクロスコープ(顕微鏡)で水生昆虫を観察します。川にはたくさんの水生昆虫が棲んでいるんですね。 |
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5.調査の結果、実験河川の水は少し汚れていました。原因は何だろう?自分達に出来ることはあるのかな? |
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6. 調べたことを発表しました。みんなで、いろいろな生き物が棲める豊かな川を残していきたいですね。 |
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中学校1年生13名が自然共生研究センターを訪れ、実験河川の環境調査を行いました。
生徒達は、実験河川の水と川底の石や砂を研究棟に持ち帰り、パックテストを使った水質調査と、川底に棲む水生昆虫を調べました。
パックテストとは、簡単な水質分析器です。今回はCOD、PH、りん酸、アンモニウムなど、6項目を調べました。調査の結果、実験河川の水は少し汚れた水だということが分かり、きれいに見える水でも目に見えない汚れがあることを知りました。
河川では棲んでいる水生昆虫を調べることで、その川の環境を知ることができます。
今回は採取した水生昆虫の種類を調べるためマイクロスコープ(顕微鏡)を使って観察しました。その結果、ヒルやユスリカ、コガタシマトビケラが見つかり、実験河川の水は少し汚れていることが分かりました。
生徒達は、川の水を汚しているのは生活排水が主な原因だということを知り、「食べ残しはしない」「米のとぎ汁を植物の水やりにつかう」など、自分が行動できることはなにかを考え、最後に調べたことを発表しました。
川に棲む小さな生き物達に目を向け、川の水質について考えるきっかけになってくれればと思います。
※パックテストは(株)共立理化学研究所の登録商標です |