|
1.関市ふれあい交流行事が行われました |
|
2.子どもたちも二枚貝にふれあってもらいました |
|
3. 展示ブースの様子 |
|
4.二枚貝のろ過実験〜濁った水に二枚貝を入れると?〜 |
|
5.二枚貝の棲み場所実験〜砂地と平地どっちが好み?〜 |
|
6.地域の子どもたちも二枚貝を大切に思っていました |
|
2010年6月に「第30回全国豊かな海づくり大会〜ぎふ長良川大会〜」が行われます。海の無い県で行われるのは初めてということで、とても意義のある大会だと言われています。その1年前プレイベントとして、岐阜県関市において「ぎふ海づくりフェスタ」が開催されました。
それに併せて、関市で行われた「関市ふれあい交流行事」に環境をテーマとして、出展しました。
自然共生研究センターでは、環境ボランティアの「岐阜・美濃生態系研究会」と協同で、岐阜県関市の農業用排水路に生息する希少性淡水二枚貝に関する調査を行っています。
今回の出展では、「貝を観察してみよう!〜関市に棲む希少性二枚貝〜」というテーマで、普段あまり目にすることのない二枚貝の生態について紹介しました。本物の生きている二枚貝にも触ってもらい、たくさんの方々に興味を持って観て頂きました。
また、これまで当センターや環境ボランティア等と共に行ってきた二枚貝に関する研究成果や保全活動の内容をまとめたポスター、河川環境に関する研究内容の紹介、研究成果の情報発信として利用しているipodを使った展示などを行いました。
展示のひとつである、二枚貝の実験では、「二枚貝のろ過実験」と題し、ボトルに植物プランクトンが含まれる緑色の水を入れ、二枚貝がこの水をろ過していく過程を見てもらいました。二枚貝が水をキレイにする作用を初めて観た方は、驚いた様子でした。
また、「二枚貝の棲み場所実験」では、水槽の中に砂とブロックを入れ、ブロックの上に二枚貝を置いてみると、辺りをさまよい、砂の上に移動していく様子をみてもらいました。二枚貝の動きはとてもゆっくりしているため、あらかじめ制作した早送りの映像とあわせて観てもらいました。二枚貝が(あし)と呼ばれる部分を伸ばして動いていく姿に、見学者は興味津々の様子でした。
映像はコチラ
今回の展示では、多くの方に、関市には希少性二枚貝が生息していることを知ってもらいました。これをきっかけに身近な自然を思う気持ちを大切にしてほしいと思います。
※ipodはApple Inc.の商標です
(古田 敦子)
|