実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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実験河川で「川の構造」について学び「生き物探し」を行いました

日 時 2010年7月27日(火) 10:00〜12:00
会 場 自然共生研究センター 実験河川
水辺共生体験館

1.川の中を歩いています
2.川の構造について解説しています
3. 水際でガサガサ
4.何かいるかなぁ
5.捕れた虫や魚について解説しています

 愛知県一宮市萩原滝子ども会の小学生23名が「川について学ぼう」ということで、自然共生研究センターと水辺共生体験館を訪れました。自然共生研究センターでは、実験河川にて「川の構造」について解説し、「生き物探し」を行いました。

 はじめに、川の中に入って、しばらく歩いてみました。川底に石がゴロゴロ転がっていたり、深い場所があって歩きづらそうでしたが、なんとか目標の場所まで歩くことが出来ました。そして、川には川底に石が多くあって、流れが速く、水深が浅い「早瀬」と呼ばれるところや、川底に砂が多く、流れが遅く、水深が深い「淵」と呼ばれるところがあるなど、いろいろな環境があるということを学習しました。

 次に、タモ網を使って「生き物探し」を行いました。水際の草の部分でタモ網を流れに向かって立て、上流側から足で追い込みます。最初はアメンボやエビなどがたくさん捕れましたが、時間が経つにつれて捕り方のコツをつかみ、オタマジャクシや魚も捕れるようになりました。子ども達は、自分で捕った虫や魚を観察ケースに入れて、興味深そうに観察していました。

 川は、外から見ただけでは、棲んでいる生き物の種類や川底の様子は分かりにくいですが、今回、実際に川に入ってみることで、深さや流れの速さ、川底の様子を体感することが出来ました。また、川にはいろいろな種類の虫や魚が棲んでいるということを、実感できたことと思います。


                           (小椋 祥子)

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