国立研究開発法人 土木研究所

トピックス一覧

  • HOME
  • トピックス
  • 日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について

日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について

 構造物メンテナンス研究センター(CAESAR)では、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究プロジェクト「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」に参画しており、このたび、 その研究開発の一環として、既設橋梁の耐荷力評価技術の確立に向けた実橋の載荷力試験を7月26~28日に北海道留萌市羽幌町の旧築別橋にて実施しました。

 7月27日は、北海道開発建設部職員及び留萌管内自治体職員等との現場見学会を開催し、多くの見学者(64名)が来場されました。 試験は、2台の油圧ジャッキとグラウンドアンカーを使用して、4本ある主桁のうち1本に荷重をかけました。 その結果、約320トンの荷重で、主桁が約40cmたわみ、破壊に至りました。なお、本試験で行った実橋における主桁の破壊までの耐荷力試験は日本初となります。

<
日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について 日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について
日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について 日本初!実橋を使った主桁の破壊までの耐荷力試験について