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季刊 ・ 第22号 | 土木研究所 新潟試験所 |
2002年 8月発行 | Niigata Experimental Laboratory , Public Works Research Institute |
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恒例となっている国際協力事業団(JICA)の火山砂防工学研修が、5月1日から2日にかけて新潟県の新井砂防事務所と新潟試験所で行われました。今回の研修生は、中国、インドネシア、イラン、ヴェネズエラの各国から来日された大学の先生や政府機関の技術者4名です。研修では、1日に新井市長沢の地すべり災害現場と平丸の地すべり防止工事現場の視察が行われました。翌2日は、新潟試験所で武士所長と石井主任研究員(地すべりチーム・つくば)による地すべり調査と防止工事の講義が行われました。 ■平成14年度砂防学会研究発表会 5月14日から15日にかけて、砂防学会研究発表会が東京都千代田区平河町砂防会館を会場に、全国の国及び都道府県の行政官庁技術者、大学及び研究所の研究者、民間の技術者等を集めて開催されました。新潟試験所では、平成13年度の研究成果の中から、武士所長が「鉛直型雪崩予防柵と樹木の雪崩予防効果について」、丸山主任研究員が「光ファイバセンサを用いた地すべり移動計測方法に関する検討」、秋山主任研究員が「雪崩総合観測システムの構築とその観測事例について」と題して、3つの研究課題についてそれぞれ発表しました。 ■北陸地方整備局管内研究発表会 7月30日〜31日の2日間にわたり、平成14年度北陸地方整備局管内技術研究発表会が、メルパルクNIIGATAにおいて開催されました。研究会では、特定課題の「アカウンタビリティ」と自由課題の「メンテナンス、防災・安全」「雪、調査・計画」等の分野について全129課題の発表が行われ、当試験所からは、自由課題で「積雪に起因する土砂生産現象とその実態について」(秋山主任研究員)、「地すべり防止施設(地表水・地下水排除施設)の施工後実態調査」(小嶋研究員)の2課題について発表を行いました。 7月19日関東地方整備局長野国道工事事務所において、第6回一般国道18号雪氷路面対策研究会が開催されました。本研究会は、雪氷路面対策技術の向上を図るために、長野国道工事事務所、高田工事事務所、新潟試験所の間で行われているものです。研究会では、各機関の平成13年度の研究成果及び平成14年度の研究計画の各報告と、顧問の長岡技術科学大学丸山教授の「雪氷路面における自動車走行調査」と題する講演が行われました。 |
市町村や県の防災に携わる職員に対する、砂防や地すべりなどに関する研究会(講演会)が、平成14年6月24日に新潟県板倉町の「地すべり資料館」において新潟県土木部砂防課主催で開催されました。 |
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