新潟試験所では、平成15年度下記研究テーマに取り組んでいます。

【土砂害研究部門】
　・第三紀層地すべりにおける地すべり地塊の強度低下機構に関する研究
　・地すべり斜面における地表水・地下水排除施設の老朽化に関する試験調査
　・光ファイバセンサによる地すべり挙動調査　（重点プロ）
　・地下水流動状況の把握技術に関する研究
　・光ファイバセンサによる地すべり現地調査　（受託研究）

【雪害研究部門】
〇道路雪害
　・雪氷路面の分類に関する試験調査
　・凍結防止剤の開発および効率的利用に関する試験調査

【雪害研究部門】
〇道路雪害
　・排水性舗装の冬期路面すべり摩擦に関する調査　 （受託研究）
　・非塩化物型凍結防止剤の効率的利用に関する調査　（受託研究）
〇雪崩災害
　・積雪層内における特殊層の形成・変化に関する研究
　・雪崩要因の標高依存性と発生予測に関する研究
　・雪崩予防の高度化と抑止効果に関する調査　（受託研究）

主任研究員　樋口　徳男

　４月１日付けで北陸地方整備局高田河川国道事務所より出向してきました樋口です。土木研究所等の研究業務はまったく始めてなので戸惑っております。道路の雪害部門の研究で皆さんのお世話になると思いますが、道路行政にいた経験を生かしながら、少しでも冬期道路管理のお役に立てるよう取り組んで行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

主任研究員　林 健一

　この度、高田河川国道事務所へ転出した林です。
　在任中は、平成12年から３年間、道路雪害部門でお世話になりました。業務の中では、新道路技術五箇年計画での中間評価・事後評価や、北海道大樹町での薬剤散布比較試験が印象に残っています。地方整備局では体験する事の出来ない事を色々経験させて頂きありがとうございました。

　冬囲いから解放されたリンゴの木は、４月中旬に新芽を出し始め、４月下旬には真っ赤な花芽を付け、５月２日には花が咲き出しました。花はまだ数個ですが、これから暖かくなるにつれて満開になることと思います。今年は新枝からの花芽が多く見られることから果実が多くなることを今から期待しています。