雪崩・地すべり研究センターたより |
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地すべり土塊の動的リングせん断試験
中越地震では、地震に伴って急激に再滑動する地すべりはないという定説に反して、数多くの大規模な地すべりが再滑動しました。そこで、当センターでは、これらの地すべりの発生機構を解明するために、詳細な現地調査、調査ボーリングデータの解析、リングせん断試験などを実施してきました。ここでは、動的リングせん断試験について紹介します。 試料は、土質と地震により再滑動した地すべりの発生条件との関係を解明するために、中越地震により発生した代表的な再滑動型地すべり13箇所のすべり面付近から採取しました。試験では、ドーナツ状に成型した供試体をせん断箱に入れ、供試体に地震力となる動的せん断力を与え、地すべり土塊が地震力を受けた場合の強度変化を調べました(図−1)。
本年度からは、この研究を重点プロジェクト研究として、中越地震を事例とする地震に伴う再滑動型地すべりの危険箇所予測手法の構築に繋げて行きます。
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2月1日から4日間上越市内を中心に「ゆきみらい」が4会場に分かれて行われました。当センターでは、高田河川国道事務所の協力のもと、ブースの一角に雪崩の映像及び道路雪害の研究内容のポスターを展示しました。
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今冬は、例年になく大雪で雪消えも遅く、例年に比べ約10日ほど遅れて開花し、4月20日前後に満開になり28日頃散りました。ところが4月の末から5月初めにかけて、下枝から桜が咲き始め5月2日には満開の状態となりました。1m50〜2m30位の枝に花が咲いており、雪解けが遅かったので「二度咲き」になったと思われます。
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主査 斎藤 昌平
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4月からお世話になります鈴木と申します。入社16年目となりますが、東京→仙台→福岡→さいたま→東京で勤務し、地すべりに関する業務を中心に斜面全般の調査、解析、設計業務に携わってまいりました。特に専門分野を持っている訳ではありませんが、最近の技術として「地震時の地すべり安定度評価」「斜面対策でのリスクマネジメント技術」「貯水池周辺斜面の再評価」に関心をもっています。何分、現業・現場だけで経験を積んでまいりましたので、研究職としては新人です。皆さんのご指導を仰ぎ、これまでの経験を生かして研究に取り組んでまいります。2年間の交流期間ですが、どうぞよろしくお願いします。
4月から交流研究員としてお世話になります本間と申します。これまで会社では入社以来11年間、雪氷関連の調査をするセクションに在籍し、雪崩や積雪分布、吹雪、冬期道路管理などの調査に携わってまいりました。業務を行う上で心がけていたのは「学問と現場の橋渡し」です。今回このような機会を与えられたわけですから、少しでも現場に役立てていただける研究成果となるよう、そして雪崩による被害の軽減につながるよう、皆様のご指導を仰ぎながら努力してまいります。短い期間ではありますが、よろしくお願いいたします。
4月から1年間お世話になります村中と申します。会社入社して15年目となります。地すべりや崩壊の調査・解析・設計など、斜面防災に関わる仕事を中心に行ってきました。しかし、仕事では効率とコストが要求されるため、なかなか地すべり等の自然現象を深い部分まで掘り下げて検証することができませんでした。最近では技術者として、危機感を抱いていました。今回は、会社では経験できない集中して研究できるという貴重な機会をいただきました。皆様のご導を仰ぎながら、よりよい成果をあげられるよう努力するつもりです。個人的にも技術者としての資質を向上させるよい機会と考えています。どうぞよろしくお願いします。
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