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季刊 ・ 第40号 |
土木研究所 雪崩・地すべり研究センター |
2007年2月発行 | Snow Avalanche and Lndslide Research Center |
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センター所長 花岡 正明
2006年は「平成18年豪雪」に伴う雪崩災害が多発し、非常にあわただしい1年でした。関係の皆様にはひとかたならぬご支援をいただき深く感謝申し上げます。中越地震に次いで顕在化した、私ども研究センターに関わる重要な課題に対する取り組みにおいて、おかげ様で数多くの新しい知見を得ることが出来ました。
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平成18年度雪氷研究秋田大会 11月14〜18日に秋田市において、日本雪工学会と(社)日本雪氷学会共催の発表会が開催されました。本大会では合同特別セッション「平成18年豪雪」が設けられ、当センターから花岡所長が「平成18年豪雪における雪崩災害」を発表しました。また伊藤研究員が「雪崩発生モニタリング手法の開発(2)」を口頭発表し、本間前交流研究員もポスター発表を行い、積極的に参加しました。
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第21回北陸雪氷技術シンポジウム
11月28日金沢市で開催された本シンポジウムに北陸管内関係各機関から雪害対策に関する研究報告が寄せられ、伊藤研究員が「平成18年豪雪による雪崩の特徴とレーザ計測等による動態解析」を発表しました。昨年度の豪雪の記憶も新たな中降雪期を迎え、約500名が参加者し活発な討論が行われました。
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全国地すべりがけ崩れ対策協議会研究報告会 10月30日から11月1日にかけて、島根県松江市で、同協議会主催による平成18年度技術研修会並びに第60回研究発表大会が行われました。都道府県の砂防担当者を中心に約100名が参加し、伊藤研究員が平成18年豪雪と雪崩災害の特徴を報告し、また花岡所長が発表に対し講評をしました。災害が頻発した近年の積極的な方策が議論され非常に有意義でした。
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