「平成30年度土木学会全国大会第73回年次学術講演会
優秀講演者」受賞
受賞名:「平成30年度土木学会全国大会第73回年次学術講演会優秀講演者」 |
論文題目:車載カメラのみを利用した遠隔操作型油圧ショベルの作業効率評価 |
受賞者:山内 元貴((国研)土木研究所 企画部研究企画課 主査) 橋本 毅((国研)土木研究所 技術推進本部 先端技術チーム 主任研究員) 藤野 健一((国研)土木研究所 技術推進本部 総括研究監) |
賞の概要:
受賞日:平成30年11月12日
贈賞組織名:公益社団法人土木学会
賞の対象:優秀講演者
研究成果の概要:
本研究は、遠隔操作型建設機械の操縦者へ提示する情報量の削減が、作業効率に与える影響について調査したものである。従来の複数台のカメラを利用した遠隔操作手法(視覚情報量多)と 車載カメラ1台のみを利用した遠隔操作手法(視覚情報量少)について、実験用モデルタスクを用いて作業効率を計測した。実験用モデルタスクは、クローラによる移動(走行部)と アーム等を利用した対象物の運搬(運搬部)を組み合わせた作業内容となっており、従来の遠隔操作手法と比較して、車載カメラのみを利用した遠隔操作手法による作業効率は、 走行部では差異はほぼ生じず、一方で運搬部では13%ほど作業効率が低減することがわかった。
