「日本地形学連合2020年度研究奨励賞」受賞
受賞名: | 「日本地形学連合2020年度研究奨励賞」 |
論文題目: | 2016年台風10号による小本川の洪水・土砂氾濫に関する地形学的考察 |
受賞者: | 南雲 直子(土木研究所 水災害研究グループ 専門研究員) |
賞の概要:
本賞は、過去3年間に一般社団法人日本地形学連合の機関紙「地形」に筆頭著者として優れた論文を著した40歳未満の会員若干名に授与されるものです。
研究成果の概要:
本論文は、平成28(2016)年8月に岩手県の小本川で起こった洪水災害を対象に、詳細な現地調査を踏まえて分析を行い、洪水ハザードと地形、地域の住み方との関係に着目して被害の実態を明らかにするとともに、 空中写真や地形図を用いて地形特性値を解析し、家屋分布や土地利用の変遷についても調査したものである。
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小本川と支流(三田貝川)との合流点付近の様子 |