
知的財産権: 特許 第4310502号
商標登録 第5244477号


技術の概要
コラムリンク工法は、深層混合処理工法により造成した杭状の改良体と壁状の改良体を、機能的に配置することにより、経済性と周辺地盤への影響の抑制を両立した杭状・壁状配置併用型地盤改良工法です。壁状改良部を側部壁と呼び、側部壁より盛土中心側の杭状改良を内部杭、側部壁から盛土法尻側の杭状改良を外部杭とそれぞれ呼んでいます。盛土周辺地盤に発生する変状を抑制することが可能であることから、民家等に近接して施工が必要な区間で、周辺地盤の変位・沈下制限が厳しい工区での地盤改良工法として適しています。また、補助工法として繋ぎ材で壁式改良の側部壁を繋ぐことによって、盛土施工時に発生する周辺地盤への変状抑止効果をさらに高めることができます。
適用の効果
1) 変位抑制
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盛土中央部での沈下量 | のり尻およびのり尻から10mの位置での沈下量 |
< 動態観測結果 >
2) コスト縮減
(*この試算は、コラムリンク工法と既存工法で、周辺変位が同等となる改良仕様を解析から求め、経済性を比較した結果である。)
適用条件
適用上の留意点
共同開発者
問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 地質・地盤研究グループ施工技術チーム | :TEL 029-879-6759 |
コラムリンク工法研究会事務局 (一般財団法人 土木研究センター 内) | :TEL 029-864-2521 |