
NETIS登録番号: KT-090063-A (NETISページへ)
技術の概要
鋼橋の部材端部などは、構造上塗料が付きにくい部位で、防食の弱点であるため、海浜部など特に厳しい腐食環境下では、重防食塗装でも発錆し易い状況に置かれています。この塗装の防食性能を補強し、鋼橋塗膜を長寿命化する方法として、チタン箔を貼る技術を開発しました。本工法は、部材端部等の必要な範囲にチタン箔と基材テープで構成されるチタン箔シートを貼り付け、その上に下塗りを除いた重防食塗装を複合施工するものです。チタン箔により水分や塩分などの劣化因子を完全に遮断して、鋼材腐食を抑制することにより、防食性能を向上させます。これにより鋼橋塗装のライフサイクルコストの縮減が可能です。
適用の効果
1) 品質向上
2) コスト縮減
適用条件
適用上の留意点
適用実績
共同開発者
問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター (iMaRRC) | :TEL 029-879-6763 |
日鉄防蝕株式会社 エンジニアリング営業部 | :TEL 03-5820-4731 |