![]() |
![]() |
2024年6月16日から6月21日まで、「Understanding Risk Global Forum 2024 (UR24)」が世界銀行の主催により兵庫県姫路市で開催されました。Understanding Risk (UR) は、2010年に設立され、強靭性のための災害リスク情報の作成、伝達、利用に携わる 20,000 人を超える活動的なメンバーからなるグローバルコミュニティです。公共部門、NGO、民間部門、学界などのメンバーが知識と経験を共有し、協力し、リスクの評価と軽減におけるイノベーションについて議論します。
ICHARMは、水関連災害に関する研究・教育活動における国際ネットワークの促進と拡大を目的として、展示ブースを出展してこの国際イベントに参加しました。さらに、ICHARM小池センター長により「科学と社会の架け橋:気候変動と戦うための十分な情報に基づいた防災(DRR)決定の鍵」と題するセッションが18日に主催され、京都大学のSamehahmed KANTOUSH教授、日本工営のMartin Gomez Garcia Alvestegui氏、ICHARMの秦専門研究員、ICHARM博士課程学生のSanjeewa ILLANGASINGHA氏がパネリストとして参加しました。
本セッションには世界中から約70名の聴衆が参加しました。4人のパネリストは、いずれも日本で学んだ経験があり、彼らは自らの革新的な研究活動を紹介するとともに、彼らの研究がどのように科学コミュニティと社会の溝を埋め、水関連リスク削減の観点での気候変動適応のための科学に基づいた意思決定と行動を可能にするかについてのアイデアを共有しました。パネリストらはまた、日本の防災活動から学んだ重要な教訓について主催者や聴衆と議論し、国際的な観点から日本が将来取り組むべき問題について特定しました。
Understanding Risk Global Forum 2024 (UR24)ホームページ
https://understandrisk.org/ur24/